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とかくザリガニは

 外来種問題で悪者扱いにされる生物がいますが、ザリガニも何かとそういう扱いを受けます。ここでその供養をしたいとか、やつらの肩を持つというわけではないのですが、ちょっと気になることがあるんです。時々、生物調査まがいの事をやっていて見つかったザリガニを、道端へ放り投げたり、ひどい場合は、その場で足で踏みつけたりしている光景を見かけます。これって、いいんでしょうか? 生物を”セイブツ”でなく、”イキモノ”と呼称して扱う以上、在来種とか外来種という問題は、ちょっと分けて考えた方が良いと思うんです。特に、子供達に何かを伝える場面で、在来と外来、益と害というような単純な図式で振り分けて、こちらは大切に扱って、別のこちらは直ぐに踏みつぶしても構わない、というのは、考えてみると説明がつきにくいことだと思う訳です。私たちですら、生物多様性についてきちんと説明しかねる側面もあるわけで、命あるものの扱いということなら尚更ではないでしょうか。在来種を守るためだと言って、ザリガニは目の前で踏みつぶされる様を、子供達はどんな目で見つめているのかと思うと、これは気をつけなければならないと思うんです。
 ある地域の川祭りの時。子供達が群がっていた場所には、バケツに入ったザリガニたちがいました。子供達はそれをつまみ出しては、眺め、弄って、観察していました。ザリガニは、彼らにとって”自然”だったんだと思います。私たちは、自然と共生した暮らしを目指している筈です。それなら、命の大切さの自覚を基本に、外来種の件など、問題の”本質”を見据えていく姿勢を育むべきだと思う訳です。

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2006年09月26日 00:25に投稿されたエントリーのページです。

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